特集 花粉症対策3

花粉症の患者数

花粉症の患者数は今とても多いといわれているのですが、どれくらいだかご存知でしょうか?国民の病気とも言われている花粉症は何と現在の日本では2000万人は花粉症に悩む人がいるといわれています。その中でも花粉症のいちばんの大御所であるスギ花粉にかかっている人は60パーセントから70パーセントもの人がスギ花粉患者といわれています。換算してみると国民の6人に一人は、花粉症患者ということになるのですが、かなりきついですよね。これだけ花粉症患者が増えている日本は、花粉症の国といってもいいかもしれませんね。スギ花粉患者は1200万人から1400万人もいるといわれているのですが、毎年増えているとも言われています。しかも花粉症患者は大人に限らず、最近は小さな乳児でも花粉症患者になるといわれていて、それだけアレルギー反応が起きているということがよくわかります。花粉症患者がこれからも増え続ける背景には現代病や欧米化などの日本が歩んできた過程の変化もあると思います。花粉症患者が増えたことで実はうれしい業界もあるのです。それは花粉症グッズを販売しているメーカーなどは軒並み売り上げが上昇していることでかなり喜んでいますね。しかしながら花粉症患者で受験生などはかなり辛い現状にあるのではないでしょうか。

花粉症とレーシック

これからレーシックの手術を受けようと思っている人の中には花粉症の人もいると思います。レーシックの手術を受けるにあたっては色々と注意点があるのですが、その中の一つに花粉症があります。レーシックというのは視力が回復するといわれている手術で、今多くの人が視力回復を目的としてレーシックを受けています。花粉症の人はレーシックの手術を受けることができないというわけではありませんが、レーシックの手術を受けるのであれば、花粉症の時期を外す必要があります。レーシックの手術を受けた後はだいたい1ヵ月は目をこすってはいけないことになっていますし、寝ている間に万が一こすってしまわないように保護のメガネも付けて寝るほどなんです。そういったことから考えると花粉症の時期というのはそれでなくても目がかゆかったり充血したりしますから、レーシックを受けるには向かないのです。花粉症の人は特に目をこすり可能性がありますから気をつけましょう。レーシックを受けるのであれば、目の調子がいい万全の時期に受けることをお勧めしますし、花粉症やアレルギー性鼻炎の症状が万が一年中出ているという人などはまずは医師に相談をしてからレーシックを受けるといいでしょう。

花粉症とカモガヤ

花粉症の中にカモガヤ花粉症の人がいるといわれています。カモガヤ花粉症いうのはカモガヤという植物が原因で起きる花粉症なのですが、もともとはカモガヤは、日本にはない種類の植物だったのです。明治を過ぎてから、牧草にするために外国からカモガヤが輸入されたことがきっかけで国内に入ってきましたが、おもに北海道で生育していました。その後戦争になり戦後牧草が全国に広まっていったことでカモガヤは全国的に生育する植物になりました。しかしカモガヤ花粉症があるということはあまり知られていなかったのですが、カモガヤ花粉症になる人が、犬の散歩をしている時になるなどとして色々と調べているうちに、犬の散歩のコースに合った雑草のカモガヤの花粉を発見して、それが花粉症の原因になっているということがわかりました。カモガヤ花粉症の症状はほとんどスギ花粉と同じなのですが、くしゃみが止まらなかったり、鼻水が出たり鼻がつまったりします。カモガヤ花粉症はまだそれほど有名ではないので風邪と間違える人も多いかもしれませんが、毎年同じ時期に風邪を引くという見覚えがある人はカモガヤ花粉症かもしれませんね。スギというのは北海道にはありませんから、北海道で花粉になる人はカモガヤ花粉症が多いかもしれません。

花粉症とヒノキ

ヒノキの花粉症で悩んでいる人は多いですよね。スギ花粉がおわって、やれやれと思っているとヒノキ花粉のシーズンになって、飛散した花粉により花粉症を発症する人は多いと思います。花粉症の原因になっているヒノキは、鹿児島県や福島県にたくさんありますが、中国地方にも多いといわれています。ヒノキ花粉のヒノキの花粉はいつごろ飛散しているのかというと、だいたい、四国地方では3月の初めから5月の初めごろくらいまでが飛散時期として知られています。覚えやすいいい方をすれば桜が開花するころにヒノキ花粉が飛散すると思うといいと思います。スギ花粉が飛散し終わってからということになります。スギ花粉で花粉症になりやすい人というのは、ヒノキ花粉症にもなりやすいといわれているのですが、その理由というのは、スギ花粉とヒノキ花粉の構造がよく似ているからなんだそうです。スギ花粉は、ヒノキ花粉に比べるとかなりの量が飛んでいますが、これからヒノキ花粉も増えつつあるといわれています。ヒノキ花粉は、40年前に比べると何とたった数十年のうちに量が3倍に増えたといわれていますから、これからもヒノキ花粉症で悩む人というのは年々増えていくかもしれませんね。

花粉症とセイタカアワダチソウ

花粉症の原因の一つニセイタカアワダチソウという草があります。この草、茎の高さがかなりあって、1メートルから3メートルにまで成長するんだそうですよ。しかも多年草だそうで、一年を通して花粉症の症状のセイタカアワダチソウが生えているといってもいいと思います。もともとは北アメリカで生育されていた植物だったのですが、明治時代以降に日本では鑑賞用として作られていたのが、戦後には栽培しなくても河原や空き地などに急に増えて行って野生化して今は雑草のように野生化したセイタカアワダチソウを見ることができます。セイタカアワダチソウの花粉が飛ぶ時期というのは10月から11月ごろが主な花粉の飛散時期で、実はセイタカアワダチソウの生命力というのはとても強いといわれていて、日当たりがいい場所だったらどんな場所でも育つそうですから、花粉も飛びまくっているそうです。10月から11月にかけて、なんだか調子が悪い人や、風邪を毎年同じ時期にひいているという人は、セイタカアワダチソウの花粉症かもしれませんから、注意して見るといいかもしれませんね。河原や土手などでセイタカアワダチソウを見かけても花粉症の人は花粉を巻き散らかさないようにそっとしておくのがいいでしょう。

花粉症と泡盛

花粉症には泡盛がいいといわれているんですが知っていましたか?泡盛と言えば、沖縄の特有のお酒ですが、泡盛が花粉症に効果があるという情報が流れたのが2007年の花粉症ピークを迎える少し前だったようです。はじめはインターネット上で泡盛が花粉症に効くという噂が広まったのですが、その後色々なメディアで花粉症と泡盛の関係については取り上げられてきました。テレビのニュース番組でも放送されて泡盛が花粉症に効果があると沖縄からの生中継もしていたんだそうです。泡盛りを飲み始めたという人がそれまで辛かった花粉症の症状がかなり軽くなったと言っているのですが、効果はアンケートを行ったところ、600人中200人が泡盛で花粉症が軽くなったという意見を出しているんだそうです。実際には花粉症に泡盛が効果があるのかということで成分の分析などを研究してみたところは有効かどうかははっきりとつきとめることが出来なかったとしていますから、これは本当に効果があるのかということはまだなぞに包まれています。しかし適度なアルコールというのは、アレルギーを抑える働きもしてくれるのかもしれませんね。沖縄の泡盛を飲んで花粉症に効くのか自分で試してみるのもいいですね。

花粉症とキンモクセイ

花粉症の原因になっている植物や樹木というのは色々とありますが花粉症の原因の一つにキンモクセイがあります。花粉症に悩む人の中にはキンモクセイの香りがだめだという人もいますね。実際にキンモクセイの花粉が原因で花粉症になっているのかはわかりませんが、キンモクセイの香りをかいだだけで花粉症になるという人も中にはいるようですから、これは大変ですよね。私も以前住んでいた家の庭にはキンモクセイの樹木がありました。とってもいい香りがしていたのですが、母がキンモクセイの香りをかぐと、くしゃみが止まらないといっていましたから、今から考えてみるとキンモクセイ花粉症だったのかもしれません。その当時は今ほど花粉症というのがメジャーな症状ではなかったですから、アレルギー性鼻炎の一種か、風邪といった認識でした。キンモクセイの香りがする季節には、ブタクサの花粉が飛ぶ時期とも重なっていますから、もしかするとキンモクセイの花粉ではなくて、ブタクサの花粉症である可能性もありますよね。ブタクサの花粉症はひどいといわれていますし、結構ブタクサで花粉症に悩む人は多いといわれていますから、キンモクセイが原因かどうか一度調べてみるといいですね。

花粉症とキャンディー

花粉症に効くキャンディーがあるのですが食べたことがありますか?今は色々な花粉症グッズが販売されていますが、花粉症のキャンディーもその一つではないでしょうか。花粉症のキャンディーは、どんなものなのかというと、いろいろなものが色々なメーカーから販売されていますが、ハーブの効果が元になったキャンディーが多いのではないでしょうか。かなりメントール効果が効いていて鼻が抜けるくらいにスーッとするような効果のあるキャンディーが花粉症の対策キャンディーとして販売されていると思います。私も花粉症に悩みますから一度キャンディーを買って食べたことがありますが、なんといってもメントールがきつい!刺激がかなりあります。花粉症の症状の鼻づまりや鼻水がかなりすっ飛んでしまうといった感じです。もしもあなたが、ハーブ系が苦手であったり、メントールが効いているのが苦手ならちょっと食べられないかもしれませんね。一時的には花粉症の症状の鼻水などを抑える働きはあるのですが、それも一時的なもので、またすぐに鼻水が出てきます。そしてまた花粉症キャンディーを食べるんですが、なめすぎると口の中が痛くなるので食べすぎには注意してくださいね。

花粉症と頭痛

花粉症の症状の一つに頭痛の症状があります。毎年花粉症になると頭痛がしてきて悩んでいるという人は結構多いようです。花粉症と頭痛のつながりというのははっきりとは分かっていないようなのですが、やはり花粉症のトラブルというのは体全体への影響を出していることは間違いないですね。花粉症で頭痛が起きる人と起きない人の違いはやはりアレルギー体質であるか、そうでないか、重症になりやすいのか、そうでないのかということに違いが出ていると思います。頭痛というのは症状にもよるのですが、花粉症の症状が重い人ほど頭痛の症状も重いといわれていますね。鼻の粘膜で炎症が起きていて、くしゃみが止まらないとか、鼻水が出るといった位ならいいのですが、鼻の奥の部分で何らかの炎症を起こしていたり、蓄膿になっているという場合には、頭痛が伴うといわれています。もしもひどい頭痛が花粉症によって起きているのであれば、その場合は手術を受けないといけないかもしれませんね。花粉症の人で重症の人の中には頭痛で動くことができないという人などもいますからそうなる前に早めに病院へ行って手術してもらうなり対処法をアドバイスしてもらう尾というのがいいと思います。